気づいたら朝だった。Conquest of Elysium 5が危険すぎる【Steamの狂気系ストラテジー】

Conquest of Elysium 5の魅力を紹介するゲームレビュー記事のアイキャッチ画像 Steamゲーム

はじめに

Steamには、
「見た目で損しているゲーム」があります。

Conquest of Elysium 5 は、まさにそんなゲームでした。

古臭いUI。
日本語なし。
説明不足。

でも気づけば、

  • ドラゴンを仲間にしようとして全滅し
  • 悪魔召喚に失敗して街を燃やし
  • 世界を崩壊させる宗教勢力に怯え
  • 「あと1ターンだけ」が止まらなくなっていました

私がこのシリーズと出会ったのは、前作のConquest of Elysium 3です。

私は昔からグラフィックにそこまでこだわりがなく、むしろ粗いゲームほど「ゲーム性に自信がある作品なのでは?」と期待してしまうタイプでした。

Conquest of Elysiumも、一目見た瞬間に
「これは絶対クセが強いゲームだ」
と感じました。

でも同時に、妙なこだわりや空気感も感じたんです。

結果として、日本語もない英語ストラテジーゲームを勢いで購入していました。

今ではSteamでもかなり印象に残っている作品のひとつです。


Conquest of Elysium 5ってどんなゲーム?

本作は、

  • ストラテジー
  • ローグライク
  • ダークファンタジー
  • オートバトル

が混ざったような、かなり独特なゲームです。

戦闘は基本オートバトル。
プレイヤーはユニットを集め、領地を広げ、魔法や儀式を駆使しながら世界を支配していきます。

ストーリーはほぼありません。

ですが、その代わりに毎回違う物語が勝手に生まれます。

現在は27種類ものプレイヤブルクラスがあり、ユニット数は1000以上。

ゲーム開始時には、

  • マップサイズ
  • 世界の時代
  • 地形
  • AI勢力

などがランダム生成されます。

同じクラスを使っても、

  • 初期魔法
  • 周囲の地形
  • 出現イベント
  • 敵勢力

によって展開が大きく変わるため、毎回まったく違うプレイ感になります。


時代システムが本当に面白い

Conquest of Elysium 5には「時代」という概念があります。

古代寄りの時代では人類文明が弱く、代わりにトロール・ゴブリン・ドルイドなど、ファンタジー寄りの種族が強くなります。

逆に新しい時代では、人類国家や鉄・ゴールド経済が発展し、人間系勢力が強くなります。

この時代システムが本当に面白い。

世界そのものの空気感が変わるので、同じクラスでも別ゲームレベルで感覚が違います。


ドラゴンにボコボコにされたのを今でも覚えてる

私が一番古く覚えているプレイは、トロールで遊んでいたときです。

おそらく古い時代だったのでしょう。

野生のドラゴンが普通に歩いていて、こちらの軍勢をボコボコにしてきました。

このゲーム、普通にドラゴンが徘徊しています。

しかも、
「倒したい」
ではなく、
「仲間にしたい」
と思ってしまうゲームです。

チャームや混乱系の魔法部隊を用意して、

「頼む、成功してくれ……!」

と祈りながら戦うこともあります。

ただし戦闘はオートバトル。

当然うまくいくとは限りません。

100%勝てると思っていた戦闘でも、敵の魔法が後衛の主力魔法使いにたまたま直撃して壊滅することもあります。

逆に、
「これは負けた」
と思った戦闘で奇跡的に生き残ることもある。

この“思い通りにならない感じ”が本当に面白いんです。

過剰戦力を集めて安心していたら、別方面から来た敵の斥候部隊に支配地を取られてムカつくこともあります。

でも、それすら含めてこのゲームの魅力だと思っています。


初心者の頃はトロールしか使えなかった

最初は本当に何をしているのかわかりませんでした。

当時は高校生。
英語も全然ダメ。

日本語Wikiもほぼなく、情報も少ない。

なので、見つけたYouTube動画でトロールを使っている人を見て、私も真似してトロールを使いました。

トロールは単純に強かった。

トロルキングや老トロルが暴れまわり、序盤最強格クラスだったと思います。

本当はいろんな儀式や戦略があるゲームなんですが、当時は完全脳筋プレイ。

でもそれが最高に楽しかった。

オートバトルなので、戦闘をぼーっと眺めるんですが、

味方が全滅しているのに、トロルキングだけが敵数十体に囲まれながら全部ひねり潰していく。

あれが本当に好きでした。

そして強い魔法を見るたび、

「これを自分で使ったらどうなるんだろう」

と次回プレイへの妄想が止まらなくなるんです。


クラスごとに別ゲームレベルで遊び方が変わる

本作の魅力を語るうえで外せないのがクラスシステムです。

本当に別ゲームレベルで遊び方が変わります。


バロン|封建国家ロールプレイ

例えば「バロン」。

封建時代の貴族のような勢力で、夏になると支配地から徴兵が行われます。

基本は槍兵や騎士ですが、地域によって特殊な兵が出ることもあります。

さらに「ハイロード」という指揮官が便利で強い。

通常より行動ポイントが多いため、

  • 逃げる敵を追撃
  • 遠征
  • 斥候

など何でもこなせます。

さらに、

  • 村を砦化
  • 臨時徴兵
  • 臣下任命

なども可能。

かなり“封建国家運営”感があります。


ネクロマンサー|死体が増えるほど強くなる

プレイヤーのネクロマンサーは壊れてるんじゃないかと思うくらい強いです。

このゲームでは数百VS数百の大規模戦闘も普通に起きます。

そしてネクロマンサーは、戦闘で死亡したユニットをアンデッド化できます。

つまり、
勝っても負けても戦力補充。

数百人規模の戦争のあと、死体の山からアンデッド軍団が立ち上がる光景は本当に狂っています。

しかも召喚されるのは雑魚だけではありません。

巨大ゾンビみたいな化け物まで出てきます。

ただし危険もあります。

狂気によって指揮官が正気度を失い、命令不能になることも。

強いけど、かなり危険なクラスです。


デモノロジスト|悪魔召喚ガチャ

個人的にかなり好きなのがデモノロジスト。

生贄を捧げて悪魔を召喚するクラスです。

召喚できた悪魔はめちゃくちゃ強い。

高ステータスなうえ、当然のように魔法まで使ってきます。

でも問題は、
召喚成功率100%じゃないこと。

失敗すると、
召喚した悪魔とそのまま戦闘になります。

しかも強い悪魔ほど危険。

召喚失敗で軍が壊滅したり、街が燃えたりします。

敵より召喚事故のほうが怖い。

でも、
「次こそ成功するかもしれない」
と思ってまた召喚してしまう。

完全にガチャです。

悪魔王コンプリートを目指していた時期もありましたが、敵より召喚事故のほうが厄介でした。


Voice of El|世界を壊す宗教

かなり印象に残っているのがVoice of El。

宗教勢力みたいなクラスで、集落を洗脳しながら信者を増やしていきます。

封印を解放していくと、最終的には天使が降臨。

そして世界が壊れます。

味方なら頼もしいですが、敵AIが使っていると本当に恐怖。

何度世界を壊されたかわかりません。


マルチプレイもかなり面白い

このゲーム、実はマルチプレイ可能です。

私は友人と協力プレイをかなり遊びました。

例えば、

  • 友人:デモノロジスト
  • 私:ドライアドクイーン

みたいな構成。

資源競合が少なく、役割分担ができます。

また、

  • 私がバロンで前線維持
  • 友人が悪魔召喚

みたいな遊びも面白かったです。

強い悪魔召喚に成功するまで耐える。

そして成功したら一気に制圧。

でも事故ると全部終わる。

このカオス感がたまりません。

ちなみに私はドライアドクイーンがかなり好きでした。

森を資源にできる勢力はそこまで多くないため、比較的安全に引きこもりながら戦力を整えられるんです。

終盤までじっくり育てる感じが好きでした。


こんな人にはかなりおすすめ

  • ストラテジーゲームが好き
  • ファンタジー世界が好き
  • 毎回違う展開を楽しみたい
  • ロールプレイが好き
  • やり込みゲームが好き
  • グラフィックよりゲーム性重視
  • 自分だけの戦略を考えたい

特に、

  • ネクロマンサー
  • 悪魔崇拝
  • ドルイド
  • 貴族国家

みたいなダークファンタジーが好きな人にはかなり刺さると思います。

しかも戦闘はオートバトル。

反射神経や操作技術はほぼ必要ありません。

じっくり考えたり、
「こういう勢力で遊びたい」
という妄想を楽しむゲームです。


人はかなり選ぶゲーム

正直に言うと、

  • UIは古い
  • 日本語なし
  • 説明不足
  • 最初は意味不明

かなり人を選びます。

でも、その壁を越えたとき、
他では味わえない中毒性があります。

毎回違う世界。

毎回違う事件。

毎回違う戦争。

そして、
「次はあのクラスやりたい」
が止まらない。

Steamでここまで独特な戦略ゲームはなかなかありません。

気づいたら朝になっているタイプのゲームです。

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