導入
「ゲームブログはアドセンス審査が厳しい」とよく聞きます。
しかし結論から言えば ゲームブログでも問題なく合格できます。アドセンスが重視するのはジャンル名ではなく、記事ごとの価値とサイト全体の信頼性だからです。
この記事では、筆者自身もこれから申請に挑戦する立場として、今日から申請できる実務手順と、万一落ちても改善→再申請まで自走できる土台を整理しました。読了後はそのままセルフ監査→申請まで進めます。
併読おすすめ:
・「副業で月10万円を目指すロードマップ」
・「副業ブログの始め方」
目次
- 結論:ゲームブログでも十分に通る。その条件は「価値×信頼性」
- 全体像:申請〜審査〜結果の流れ(超要約→詳解)
- 受かる土台づくり:サイト設計・固定ページ・UI/UX
- コンテンツ要件:独自性の出し方(ゲーム特有の注意点つき)
- 申請前セルフチェックリスト(保存版)
- よく落ちる原因10選と、通る形への直し方
- 不承認だったときの手順:診断→改善→再申請テンプレ
- 筆者の体験談:焦って落ちた1回目/育てて一発合格の2回目/今回の方針
- FAQ(よくある疑問の先回り)
- まとめ(今日やること3つ)
1. 結論:ゲームブログでも十分に通る。その条件は「価値×信頼性」
- 価値:検索意図を満たす具体(検証・比較・判断基準・手順・失敗談)。
- 信頼性:運営者情報・問い合わせ・プライバシーポリシー等の基本要件+迷わない導線。
- 攻略・レビュー・まとめを“独自の角度”で書けば合格は十分狙えます。
独自性の出し方(例)
- 攻略:縛り条件(低レア/F2P/特定ジョブ)で検証 → 読者が再現しやすい
- レビュー:買わない判断材料や用途別おすすめも併記 → 迷いの解消
- まとめ:「まずこれ1つ」を先に提示 → 時間短縮の価値
2. 全体像:申請〜審査〜結果の流れ(超要約→詳解)

超要約(まずは全体像)
- AdSenseにサイトを追加
- 指示タグを
<head>へ設置 - 所有権・ポリシー準拠の確認(審査)
- 結果メール(承認/不承認)
- 承認後、広告配信が可能
詳解ポイント
- 審査期間:数日〜数週間(幅あり)。待機中は記事の磨き/UI修正に充当。
- タグ設置:テーマのhead挿入欄/子テーマ
header.php/専用プラグインのいずれかで確実に。 - Search Console:サイトマップ送信&エラー確認は審査前に完了させると診断が楽。
3. 受かる土台づくり:サイト設計・固定ページ・UI/UX
(1) 固定ページ(最低3点)
- プライバシーポリシー:Cookie/アクセス解析/広告(将来含む)の扱いを明記。
- 問い合わせ:フォーム or メール。読者が連絡できる状態に。
- 運営者情報(About):何者が何の目的で運営しているか。E-E-A-Tの土台。
Studio GameLabメモ:
固定ページの作り方はこちら
(2) IA(情報設計)と導線
- 目的別カテゴリで迷わせない(例:ブログ運営/収益化/ASP/ゲーム攻略/レビュー)。
- 2クリックで目的地(固定ページ・主要カテゴリへ)。
- スマホ最適化:崩れ・タップしづらさ・行間を実機で確認。
(3) 技術の基本
- 常時SSL(https)/混在コンテンツなし
- 表示速度:画像WebP・遅延読み込み・プラグインの取捨選択
- 404/リダイレクトエラー無し
4. コンテンツ要件:独自性の出し方(ゲーム特有の注意点つき)
(1) 価値=読者の意思決定を前に進めること
- 結論→理由→手順→(必要なら)広告の順で構成。
- 結論は条件つきで明確に(例:「F2PならA、課金OKならB」)。
- 読者が迷う箇所(比較軸・NG例・落とし穴)を丁寧に記述。
(2) 網羅性の出し方
- H2/H3で飛ばし読みできる目次設計。
- 用語説明は短く、深掘りは内部リンクで。
- 表・チェックリスト・判断フローを活用(後日図表追記)。
(3) ゲーム特有の注意点
- スクショ:各社ガイドライン遵守。自作図解の併用で安全+価値UP。
- 境界表現(暴力・ギャンブル等)は審査前は避ける(審査後もポリシー順守)。
- 寄せ集めNG:自分ならではの検証条件/失敗談/判断基準を必ず入れる。

5. 申請前セルフチェックリスト(保存版)

サイト全体
- https化/モバイルで崩れなし/不要プラグイン削減
- ヘッダー&フッターからプライバシーポリシー/問い合わせ/運営者情報へ2クリック以内
- 404・リンク切れ・表記ゆれ(全/半角・約物)を掃除
コンテンツ
- 5〜10本以上・各1,000〜2,000字(長さより価値の濃さ)
- 記事ごとに独自の具体(検証/比較/数値/条件つき結論)
- 画像は自作中心、引用は許諾・出典明記、スクショはルール遵守
- 広告は控えめ(冒頭は置かない/情報>広告)
ポリシー・法令
- 禁止・制限カテゴリに該当なし(審査前は安全側)
- 個人情報・誹謗中傷・差別表現への配慮OK
技術
- サイトマップ送信/Search Consoleエラーなし
- 画像は横800〜1200px基準・altは「内容+目的」
筆者のひとこと(短縮版)
過去、別ブログで焦って申請→記事数不足で不承認を経験。準備不足は落ちやすいので、固定ページと記事の“質と数”を整えてから申請するのがおすすめです。
6. よく落ちる原因10選と、通る形への直し方

- 固定ページ不足 → 3点(ポリシー/問い合わせ/運営者)を最優先で整備
- 序盤から広告だらけ → 結論と情報が先、広告は後
- 低価値(寄せ集め) → 自分ならではの検証・判断基準を追加
- 無断画像・権利表記なし → 自作図解 or 許諾素材へ差し替え
- スマホ崩れ → テーブル折返し・画像幅・行間の最適化
- 日本語が読みにくい → 一文短め/主語述語を近づける
- テーマ重複の量産 → 対象や条件を切り分け(F2P向け/上級者向け 等)
- 品質のばらつき → 申請時は完成度の高い記事を主導線に配置
- 禁止・制限境界に接近 → 審査前は外す/伏せる
- 技術不備 → headタグの挿入ミス/キャッシュ残りを点検
7. 不承認だったときの手順:診断→改善→再申請テンプレ
A. メール内容から当たりをつける
ラベル名よりも、どの記事が“薄い”“迷う”“違反の芽”があるかをURL単位で洗い出し。
B. 改善の優先順位
- 違反の芽(権利/表現)を即除去・非公開
- 固定ページ/導線を整える
- 低価値記事の改善・統合(重複テーマは1本に)
C. 再申請のタイミング
改善が実感できたらすぐでOK。むやみに回数を重ねるより、底上げ→再申請のサイクルが早い。
D. 診断メモ(コピペ用)
- 不承認理由:
- 影響URL:
- 直したこと(前→後):
- 追加した価値(検証/図解/比較など):
- 次の申請予定日:
8. 筆者の体験談:焦って落ちた1回目/育てて一発合格の2回目/今回の方針
以前、別ブログで2度アドセンス申請をしました。
1回目はネット記事を見て「とにかく早く!」と申請し、記事数も薄さも残したまま不承認。
その後、記事を増やして改善して再申請し、合格。
2回目は「アクセスが少ない段階で広告が出せても収益はわずか。ならまずブログを育てるべき」と考え、10記事ほどをしっかり書いてから申請 → 一発合格。
この経験から言えるのは、「焦らず土台を整えてから申請する」のが結局いちばん速いということ。
今回(Studio GameLab)もやや多めの10本規模で価値を積み上げてから申請します。アドセンスは何度でも再申請できます。落ちても改善して再挑戦すればOKです。
9. FAQ(よくある疑問の先回り)
Q. 何記事で申請すべき?
A. 5〜10本が目安。数より価値の濃さ。体験談的には10本整えて一発合格が精神的に楽。
Q. ASPリンクは貼ったままでもOK?
A. 原則OK。ただし情報>広告の比率を守り、冒頭に広告は置かないのが無難。
Q. 攻略記事やスクショは大丈夫?
A. 公式ガイドライン順守が前提。自作図解の併用で安全かつ価値UP。
Q. 不承認後はどのくらい待つ?
A. 改善できたら再申請でOK。回数より内容の底上げが重要。
10. まとめ(今日やること3つ)
- 固定ページ3点:プライバシーポリシー/問い合わせ/運営者情報を整備し、ヘッダー&フッターに配置
- 主導線記事の磨き:5〜10本の完成度を高め、独自の具体(検証・判断軸)を追記
- 軽いサイト健診:Search Consoleエラー/スマホ表示/リンク切れ/画像altを点検
次の一歩:
「ASP登録と使い方(A8.netなど)」へ進めば、収益導線の立ち上がりが速くなります。


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