開拓サバイバル島DXレビュー|冒険・育成・開発全部が楽しいカイロソフト作品

開拓サバイバル島DXのレビュー記事をイメージした島開拓とモンスター育成のアイキャッチ画像 ゲームレビュー

カイロソフトの『開拓サバイバル島DX』は、無人島を開拓するだけの経営シミュレーションではありません。

島を発展させながら、モンスターを捕まえて育て、新しい土地を冒険する。さらに施設の配置を考えて観光客を呼び込み、収入を増やしていく。

冒険・育成・開発を全部少しずつ楽しめるのが、このゲームの一番好きなところです。

現在のSteam版だけでも約15時間プレイしていますが、高校生の頃にはスマホ版をかなりやり込みました。正確な時間は覚えていませんが、クリア後もレアなモンスターを探したり、施設の配置を試したりしていたので、体感では50時間前後は遊んでいたと思います。

今回は、そんな『開拓サバイバル島DX』を実際にやり込んだ感想を紹介します。

結論|開拓サバイバル島DXは「少しずつ全部やりたい」が楽しいゲーム

『開拓サバイバル島DX』は、

  • 島を開拓する
  • モンスターを捕まえて育てる
  • パーティーを組んで冒険する
  • 施設を建てる
  • 観光客を呼ぶ
  • お金を稼ぐ
  • 新しい島へ進出する

といった要素を一つのゲームで楽しめます。

公式にも、畑や住居を建てながら島を発展させ、モンスターを捕獲・育成して戦闘し、新しいエリアを開拓していくゲームとして紹介されています。

一つひとつのシステムがものすごく深いわけではありません。

でも、だからこそテンポよく次の要素に手を出せます。

個人的には、一つのシステムを何百時間も研究するゲームというより、数週間くらい一気にハマって遊ぶのにかなり向いているゲームだと思います。

開拓サバイバル島DXはどんなゲーム?

『開拓サバイバル島DX』は、カイロソフトが開発する無人島開拓シミュレーションRPGです。

最初はほとんど何もない島からスタートし、畑や住居などを作りながら生活基盤を整えていきます。

それだけなら普通の箱庭ゲームですが、このゲームでは島に生息するモンスターを仲間にできます。

仲間にしたモンスターを育てて冒険へ連れていき、まだ見ぬ土地を攻略することで、さらに開拓できる範囲が増えていきます。

研究を進めれば新しい技術も増え、島には観光客もやってきます。公式には船による他島への移動や、レストラン・ホテル・ヘリポートなどの施設も紹介されています。

つまり、

開拓する → 稼ぐ → 育てる → 冒険する → 新しいものが解放される → また開拓する

というサイクルを繰り返すゲームです。

この循環がかなり気持ちいいです。

実際に遊んで面白かったところ

冒険・育成・開発を同時に進められる

このゲームで一番好きなのは、やはりやることが一つではないところです。

冒険だけをずっと続けるわけでもなければ、施設を並べてお金を稼ぐだけでもありません。

「次のエリアを攻略したいからモンスターを育てよう」

「育成にはお金が欲しいから島を整えよう」

「収入が増えてきたから新しい施設を建てよう」

というように、いろいろな要素がつながっています。

一つのことに飽きそうになったタイミングで、別のことを考え始められるのが良かったです。

ドット絵のモンスターを集めるのが楽しい

モンスターの存在も、このゲームにかなり合っています。

カイロソフトらしいかわいいドット絵で、子どもの頃にゲームを遊んでいた感覚を思い出すようなデザインです。

新しいエリアに行けば「何が出てくるんだろう」と思いますし、見たことのないモンスターや強そうなモンスターを見つけると、やっぱり捕まえたくなります。

公式でも、モンスターには風・雷・土・水などの属性があり、相性を考えて戦う仕組みが紹介されています。

中盤までは、

「好きなモンスターを連れていくか」

「強いモンスターを使うか」

で結構迷っていました。

最終的にはプライドもなく、その時点で強いモンスターを連れ回していましたが、それも含めて育成ゲームらしくて好きでした。

施設配置を考えるのが意外と面白い

冒険だけではなく、島の開発にもかなり時間を使いました。

施設はただ建てれば終わりではなく、

「ここに置いたら周囲にどう影響するか」

「観光客はどう動くか」

「どうすれば施設をもっと成長させられるか」

と考える余地があります。

クリアするだけなら、そこまで完璧な配置を作る必要はありません。

それでも私は、レベルの高い施設を作ったり、観光客の動きを見ながら配置を変えたりして、収入をできるだけ増やそうとしていました。

攻略に必須ではないことを、自分から効率化したくなる。

ここはカイロソフト作品のかなり好きなところです。

待っている時間まで次のことを考えてしまう

個人的には、少し放置ゲームに近い楽しさも感じました。

お金が足りず、少し貯まるまで待つことがあります。

普通ならそこでゲームを閉じてもいいのですが、

「このモンスターの家はこっちに置こうかな」

「次はこの施設を動かそうかな」

などと考えているうちに時間が経っています。

気づけばお金が貯まっていて、それを使うとまた何かが作れる。

そして新しいものを作ったら、もう少しだけ進めたくなる。

やめようと思ったところから、もう一周遊ばされる感覚があります。

放置ゲームや数字を伸ばしていくゲームが好きな人なら、この感覚はかなり相性がいいと思います。

自力で発見できるくらいの難易度がちょうどいい

私は友達と同じ時期に遊んでいました。

オンラインで一緒に攻略するゲームではありませんが、

「こんなモンスターがいた」

「この配置にしたら施設が成長した」

と情報交換しながら進めるのが楽しかったです。

そして良かったのが、何でも攻略サイトを見なければ分からないほど複雑ではないこと。

少し試していれば、

「もしかしてこれでいいのでは?」

と自分で気づけるくらいになっています。

発見したものを友達に教えたり、逆に教えてもらったりするにはちょうどいい難易度でした。

無人島からどんどん世界が広がっていくのも楽しい

最初は小さな無人島だったはずなのに、遊び続けると行動範囲がどんどん広がります。

新しい場所を攻略して、別の島へ行き、そこでまた開発する。

終盤には多くの島を手に入れて、それらを船やさまざまな交通手段でつないでいきました。

最初の頃と比べると、自分が支配している範囲がかなり大きくなっています。

大げさに言えば、小さな無人島から始めて、最後にはちょっとした王様になったような感覚です。

一つ完成したら終わりではなく、

「次はこっち」

「今度はこの島」

と少しずつ世界が広がっていくので、序盤・中盤・終盤まで飽きにくかったです。

開拓サバイバル島DXで気になったところ

クリアだけを目的にすると単調になりやすい

私が遊んだ感覚では、そこまで難しいゲームではありません。

ある程度ゲームの仕組みを理解してしまえば、その後は同じような流れを繰り返しながら強くなっていきます。

私は効率的な配置を考えたり、レアなモンスターを探したりするのが好きなので気になりませんでした。

しかし、

「とにかくクリアできればいい」

という人の場合、中盤以降を作業に感じる可能性があります。

逆に言えば、自分で余計なことを始められる人ほど楽しめます。

終盤は「やらなくてもいいこと」を楽しめるかどうか

ゲーム終盤まで来ると、ストーリーを進めるためというより、

「もっと強いモンスターを育てたい」

「もっと効率のいい島にしたい」

「収入をさらに増やしたい」

といった自己満足の世界に入ってきます。

ここは好みが分かれます。

私はこういう遊びがかなり好きなので最後まで楽しめました。

一方で、明確な目的をゲーム側から与え続けてほしい人には、終盤が長く感じるかもしれません。

もっと速く進めたくなることはある

ゲームを遊び続けていると、テンポをもっと速くしたくなる場面もありました。

倍速系の機能はありますが、効率化に慣れてくると「もっと速くてもいい」と思ってしまいます。

また、通常プレイについては個人的にはかなり遊びやすい難易度でした。

歯ごたえのあるゲームを何度も攻略するタイプというより、いろいろな仕組みを自分なりに効率化して楽しむゲームだと思っています。

一つひとつの要素はそこまで深くない

冒険、モンスター育成、開拓、経営。

いろいろできるのは長所ですが、その代わり一つのシステムだけを何百時間も掘れるほど複雑ではありません。

ここは良いところでもあり、悪いところでもあります。

価格帯を考えれば、個人的には十分楽しめました。

ただし、数か月から何年も同じゲームだけをやり込みたい人には物足りないと思います。

開拓サバイバル島DXはこんな人におすすめ

特におすすめしたいのは、次のような人です。

  • 経営・箱庭シミュレーションが好き
  • モンスターを集めたり育てたりするのが好き
  • 放置ゲームのように少しずつ数字が伸びるのが好き
  • 効率的な配置を考えるのが好き
  • 数週間、一つのゲームに一気にハマりたい
  • 難しすぎないゲームを自分のペースで遊びたい

特に、シミュレーション+育成が好きなら一度遊んでみて損はないと思います。

逆に、

  • 高難易度ゲームが好き
  • 一つのシステムを何百時間も研究したい
  • 何か月も同じゲームだけを続けたい
  • 強いストーリー性を求めている

という人には、あまり向かないかもしれません。

どの機種で遊ぶのがおすすめ?

『開拓サバイバル島DX』は現在、スマートフォン、Nintendo Switch、Steam、PlayStation、Xboxなど複数のプラットフォームで展開されています。スマホのDX版は買い切りのオフライン版として配信されています。

ゲーム性を考えると、どの機種でも大きく困るタイプではありません。

気軽に触りたいならスマホ。

寝転びながら長めに遊びたいならSwitch。

PCでゲームをまとめて管理しているならSteam。

という選び方でいいと思います。

私は現在Steam版でも約15時間遊んでいますが、元々スマホで遊んでいたゲームなので、どちらでも違和感なく楽しめました。

よくある質問

開拓サバイバル島DXは難しい?

私が通常プレイした範囲では、難易度は低めに感じました。

攻略サイトを常に見なくても、試行錯誤しながら十分進められます。

クリアする難しさより、施設配置や育成をどこまで自分で突き詰めるかを楽しむゲームだと思います。

やり込み要素はある?

あります。

レアなモンスターを探したり、強いパーティーを作ったり、施設配置を改善して収入を増やしたりできます。

ただし、終盤のやり込みは「やらなければならない」というより、自分から目標を作って楽しむタイプです。

放置ゲームが好きでも楽しめる?

私はかなり相性がいいと思いました。

完全な放置ゲームではありませんが、お金や資源が貯まるまでの間に配置や育成について考えていると、また次にやることが生まれます。

「あと少しだけ」が続くタイプのゲームです。

DX版は買い切り?

スマートフォンのDX版は、公式にアプリ内課金のないオフラインの買い切り版として案内されています。

無料版の『開拓サバイバル島』とは別にDX版が配信されています。

まとめ|数週間どっぷり遊びたい人にはかなりおすすめ

『開拓サバイバル島DX』は、

冒険・育成・開発を全部少しずつ楽しめるゲームです。

モンスターを捕まえて育て、新しい場所を攻略する。

その一方で島に施設を建て、配置を考え、観光客を呼び込んでお金を増やす。

一つひとつはシンプルなのに、それらがつながっているので「次はこれをやろう」が途切れません。

高校生の頃にかなり遊んだゲームですが、時間が経ってからSteam版で遊び直しても、結局また15時間ほど遊んでいました。

何か月も一つのゲームを極めたい人向けではありません。

でも、

「数週間くらい一つのゲームに夢中になりたい」

という人には、かなり相性のいいゲームだと思います。

シミュレーションや育成ゲームが好きなら、一度遊んでみてほしいカイロソフト作品です。

放置ゲームのような「あと少しだけ遊びたい」が好きなら、Studio GameLabの「Steamで遊べるおすすめ放置ゲーム12選」もあわせてどうぞ。

また、もっと複雑で長く遊べるコロニー運営ゲームを探しているなら、「RimWorldはなぜここまでハマるのか」もおすすめです。

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